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寄せ鍋の餌食

「書き下ろし」

 

書き下ろし - Wikipedia

書き下ろし(かきおろし)とは、小説などが新聞や雑誌などへの掲載を経ずに直接本として出版されること、またはそのような作品自体を指す。 いいかえると、その本によって初めて作品が世に出たことになる。 出版関連の用語であり、「掲載」「連載」に対応する概念である。 

 

私が初めて書き下ろしという

言葉の存在を知ったのは小学二年生の頃。

当時最も仲の良かった莉子ちゃんから

りぼんという漫画の存在を教えてもらった。

 

ある日のりぼんの付録には

目が頬まである女の子のイラストが

描かれたカードがついてきた。

 

そこには見慣れない

◯◯先生の書き下ろし!

という旨が書かれていた。

 

書き下ろしがなんだか凄いことなのは

分かっていた。

 

馴染みなき書き下ろしという

ドキドキするような単語は

度々りぼんに登場した。

 

「書き下ろしだってー!」

という莉子ちゃんの凄みにやられては

「そうなんだー!」

と書き下ろしを益々重宝する私。

 

私は書き下ろしを

漫画界最高峰の技の一種だと思っていた。

 

書き下ろしができるのは

すごい技術を持った

指折りの漫画家しかいないのだと

信じてやまなかった。

 

私が書き下ろしの意味を知ったのは

つい最近のことだ。

なんなら先月後半のことだ。

生後二十三年二ヶ月。

 

知った今になって分かったことは、

絶対に莉子ちゃんも

書き下ろしを知らなかったということだ。

書き下ろしを知っている人は

わざわざ書き下ろしをピックアップしない。

 

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「莉子ちゃんと衣記ちゃんの転落」

 

最近自分が思っているよりも

知らない単語があることを痛感している。

 

それでも人との会話が通じるのは

自分の乏しいボキャブラリーの中でも

必死に言葉を選んでなんとか

ぎりぎり文法にして

成立にもっていっているからなのだろうか。

 

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何を意味しているのか、分からない。

でもまた来てほしいってのは分かる。

また来るよって思える。近いし

 

成り立てば良いのだ。